ついに大型連休も終わりを告げ今年ももれなく五月病。
こんにちは、制作部らんらんです。
皆様はどんな休日をお過ごしになられたでしょうか。
なかにはきっと鳥取県倉吉市にて10日まで開催されていた
「 ねんどろいどがやってきた!フィギュア博覧会in倉吉 2015春」を見に行かれた方もおられるでしょう。
そこで新たに仲間に加わったねんどろいどに気づいていただけたでしょうか…。
そう!
ねんどろいどくらすけくんが
デコマス(彩色見本)になって登場していたのです!!
こんな感じで展示してありました!
「ねんどろいど 桜ミク Bloomed in Japan」と共に展示ケースの中に収まっている!おおお!
そもそもこのグッスマらぼブログのエイプリルフール記事のために
つくらせていただけることになった「ねんどろいどくらすけくん」。
⇒ http://ameblo.jp/blog-shinsotsu2012/entry-12008982970.html
4月1日時点ではなんちゃって原型の状態でした。
らぼメンたちも厳しい納期に対して最大限の努力をしたものの、粗が目立つ完成度。
こんな出来にも関わらず掲載許可をくださった倉吉市の懐の深さには感謝しかありません。
ありがとうございます。
そうして4月1日をやり過ごしたある日。
なんとありがたいことに!
倉吉市より展示したいとお声掛けをいただいたのです!
しかしこれをそのまま飾っていただくのはくらすけくんに申し訳ない…!
そこで……
「大改造!らぼ的ビフォーアフター」
二人の匠(見習い)が立ち上がりました。
今回の匠(見習い)はお馴染みらぼメン兼制作部のたけともとわたくしらんらん。
現状を観察し「正直いちから作り直した方が早い…」と思いつつも
らぼメンみんなの思いが込められているこの原型をあえて使っていきます。匠(見習い)の心意気です。
まずは原型修正。
凸凹した箇所にパテを盛ってならします。
造形的にも気になるところもどんどん修正していきます。
サーフェイサーをふいて原型修正は完了。
続いて彩色。
白色を塗り終えマスキングが完了したところです。
今回スジボリなどは施していないので彩色でバランスがきまります。
マスキングテープにあたりでくらすけくんの顔を描きました。
面相。
お顔とほっぺは筆で描いていきます。
……
そして完成――……!
それでは完成したデコマスをじっくりと見ていきましょう。
なんということでしょう。(イメージBGM:『TAKUMI/匠』)
モノクロで粗造りだったものが一変!
鮮やかに生まれ変わりました。
これで安心して展示していただけます。
無骨だった手や耳はかわいらしく。
今回新たに作り変えられた手や耳はくらすけくんらしいサイズになり、足もすっきりとしました。
背中のラインもちろんきれいに。
大きく入っていたヒビもなくなり、ぼこぼこだったお尻は滑らかな曲線を描いています。
不安定だった屋根もしっかりとした造りに。
匠(見習い)が一番気になっていたという屋根の厚みと角度も丁寧に修繕されました。
こだわりのしっぽ。
可動域の広さは申し分ありません。
デコマスケースに梱包して早速倉吉市へ出発。
こうしてねんどろいどくらすけくんは生まれ変わり倉吉へと旅立っていったのでした……。
原型の時点では色々と心残りがあったので
こうしてちゃんと作り直す機会ができて本当によかったと思います。
パロディとはいえ自画自賛が過ぎましたが個人的には満足です!
倉吉市で元気にくらすんよ~~!
ということで「ねんどろいどくらすけくん」でした!
倉吉市の皆様ありがとうございました!
反響が大きければ商品化もあるとかないとか――…!?!?
★本日の1枚★
ねんどろいど くらすけくん 倉Ver.
なんだかスタイリッシュな感じ!

制作部 / らんらん