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中国工場レポートPart2

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どうもみなさん、こんにちは。
企画部のやっさんです。

本日は昨日に引き続き、中国工場レポートPart2をお送りいたします!
Part1の記事はコチラ

成形エリアの次に向かったのは彩色エリア
このエリアではパーツの塗装や細かい模様、面相のタンポ印刷が行われております。

こちらではエアーブラシを用いてパーツを塗装しています。


パーツ内で色分け塗装が必要な場合は上の写真のようにマスクと呼ばれるパーツを金属の型を
用いて塗装していきます。
この型には穴が開いており、穴から見えるパーツの部位にのみ色が乗るようになっております。


塗装に使われていたマスクも手作業で作られておりました。
様々な工具を用いて何度も微調整を重ねていくそうです。


またパーツが細かく、エアーブラシでの塗装が難しい場合には手塗りにて塗装を行う箇所もあるようです。

そしてタンポ印刷を行うラインです。
(タンポ印刷とはインクを柔らかいハンコのようなものに写し、面相の瞳やパーツの模様を
彩色するものです。)
ここではフィギュアの面相やパーツの細かい模様を彩色しております。


1つの印刷機で複数工程の印刷が可能で、
パーツの形に合わせて成形された受け皿にパーツを固定し、一つずつリズムよく正確に印刷されていきます。

そして次に向かったのは組立・チェックラインです。
ここでは各パートにて出来上がった
パーツを組み立てるラインです。
また塗装ミスや汚れがないかのチェックを行います。


パーツを1つずつ手作業で組み立てていきます。
組み立てる際にはパーツとパーツの間にフィルムを挟み、色移りを防いでいます。
工員さんごとに役割が決まっており、(腕を組む人、リボンをつける人など)細かく分担されておりました。


組みあがったフィギュアは一つ一つ丁寧にチェックされております。
小さな汚れなどがあった場合はここでレタッチされます。
チェックが終わるとパッケージ梱包、検品を経て出荷されます。
そしてお客様のもとへ届けられるのです!

以上、中国工場レポートでした。
今回の中国出張でフィギュアの量産にはたくさんの労力と愛情が詰まっていることを改めて実感いたしました。
自分の企画した商品が中国でたくさんの人の手によって量産されることを想像しながら、
責任を持って商品を世に送り出していきたいと思います!

~本日の一枚~


ねんどろいど千石撫子ねんどろいどもあ アフターパーツ02 の猫耳を合わせてみました!

それではまたお会いいたしましょう。
企画部のやっさんでした。


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