みなさま、こんにちは。
制作部のたけともです。
本日は今年入った新入社員三人の
制作部研修の模様をお伝えしたいと思います。
グッスマの新入社員は4月に入社してから、6月までの二ヵ月間、
様々な部署で研修することになります。
制作部研修では、
14年度入社の3人に一つの課題が言い渡されます。
その課題は…
ねんどろいどぷち1体を彩色することです。
今回は過去に発売された、
ねんどろいどぷち ラブライブ!
からこの3体を制作体験することになりました。
ヨシイさんが高坂 穂乃果、
スワベさんが園田 海未、
ウエダさんが南 ことりを担当し、
「頭部のデコマスの完成」を目標にして作業をしてもらいます!
制作部の研修期間は3日!
果たして間に合うか!?
いや、先輩である、たけともとらんらんがしっかりサポートするので大丈夫です!
というわけで制作部研修スタート!
作業の手順を説明中、
よくよく考えたら、フィギュアの作り方を誰かに教えるというのが初、
あばばば…ッ!緊張してきた…(( ;゚д゚)))
先輩らしく…先輩らしく…(自己暗示)
まずは型出しから
シリコン型からキャストを抜き出します。
キャストはシリコン型にしっかり収まっているので取り出すのも一苦労です。
無理に型から出そうとするとキャストが割れてしまうので、
慎重に作業をしなければなりません。
無事、型出し完了!
次の作業が1日目の大半を占めることになります。
それは『表面処理』
型取りの際に発生した、気泡やパーティングラインを埋めor削り、
キャストの表面を磨く作業です。
パーティングラインとは、
型の分割線のことです。
複製をとった際に複製物に合わせ目が発生するため、
処理する必要があります。
パーテイングラインは、肉眼で凝視してやっと見えるほどの小ささです。
キャストと何時間も睨めっこをしながらひたすらパーテイングライン、気泡を消していきます。
パーティングラインと気泡は塗装前は目立ちませんが、
色を塗った途端、自己主張を始めます。
どんなに綺麗に塗装しても表面処理がしっかりされていないと、
線と穴が浮かび上がり、見栄えがガクッと下がります。
言ってしまいますと表面処理は、
肉体的にも精神的にも辛い作業です。
そしてとにかく地味…。
作業中に自身の瞳のハイライトが消えるのもざらです。
ですが、ここで手を抜いてしまうと塗装時に後悔することになるので、
僕も厳しめにチェックします。
辛いだろうけど頑張れ新入社員三人組!
表面処理を始めること数時間…、
表面処理完了!
気が付けば外はすっかり暗くなっていました。
最後に本日の仕上げ作業、
キャスト洗浄です。
一日の手作業でキャスト表面には、
手の油がべっとり付いています。
表面の油は塗料剥離の原因になるのでしっかり洗います。
クレンザーと歯ブラシを使ってゴシゴシ、
クレンザーを使うことによって、
表面に細かいキズが付き、塗料の食いつきを良くする効果があります。
全パーツを洗って乾かせば…
本日の作業、
無事完了!
大変な作業にも関わらず、
三人とも弱音を一言も言わず真剣に作業をしてくれました。
先輩感動です(´;ω;`)
明日からはついに塗装に入ります!
その模様は明日の記事でお伝えしたいと思います。
というわけでらんらんにバトンタッチ!
本日はここまで。
明日もお楽しみにっ!
制作部たけとも
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新卒 制作部研修 前半戦!
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