~ここまでのあらすじ~
手原型で3D原型より精度の高いものを作れるのか!?
火花を散らす3D原型師マツザワさんと13年度入社原型師(予定)たけともくん。
マツザワさん「このネジを回せるものなら回してみろ!!」
(昨日のブログはこちら→http://ameblo.jp/blog-shinsotsu2012/entry-11591153538.html
)
それに応えるたけともくんの対抗策とは・・・?
みなさまこんにちは。
13年度入社宣伝部のまりりです。

本日は私が13年度入社原型師(予定)たけともくんに、
この対決への意気込みを聞いてみたいと思います。
まりり:
まず、たけともくんが『3Dより手原型の方がここは勝ってるぞ!』
たけとも:
やっぱり服の質感・
手原型の方が圧倒的に勝ってますね!
まりり:
柔らかいものに対する繊細な美表現・・・
ネジVSドライバー対決は大丈夫ですか?
たけとも:
確かに今回は「精密さ勝負」
対決の方はバッチリですよ。
今回はらぼネジと13角形ネジの2つがありますが、もちろん2つとも回してみせます。
まりり:
相当自信がありそうですが、何か対抗策でもあるんですか?
たけとも;
このネジVSドライバー対決ですが、
まず、らぼネジですが、らぼネジは引っかかる部分が多いので、
勝負に勝つためポイントとしては、2つあります。
1つ目はドライバーの先の外周部分を0.1ミリ小さくして、ネジに入りやすくしました。

2つ目は【ぼ】の部分の濁点を作らない。
少しズルいかもしれませんが、この勝負【らぼ】
言ってしまいますと【ら】の上の部分の棒と【ぼ】

まりり:
なるほど。
回すのが目的なら【らぼ】
たけとも:
次に13角形ネジですが、
勝負に勝つためには【精密さ】ただそれのみです。
13の辺の長さが均等でないと、ネジに入りません。
仮に入ったとしても、大きさが少し違っただけで角に引っかからず、滑ってしまい、
ノギスで一つ一つの面を計り正確に作らなければいけません。

たけとも:
また、13角形であることも難易度が高い要因です。
角の数が奇数になるだけで、計算が難しくなります。
これも相手側の作戦でしょう。
まりり:
まさしく「手原型で3D原型より精度の高いものを作れるのか!?」というお題にぴったりなネジですね。
たけとも:
先輩だからといって遠慮しませんよ!?
この戦い、全力で立ち向かわせていただきます!

たけともくんからみなぎる自信・・・!
あの3D職人マツザワさんに立ち向かうなんてなんと無謀な・・・と、
13年度入社同期として思っていた私ですが
なんだかたけともくんの戦略、熱いコメントを聞いて、
いけるんじゃないか!?と思ってきました・・・(・ω・*)!
目指せ下剋上!!
対決結果にわくわく。
宣伝部 まりり