【世界のMATSUZAWA インタビュー】
先日行われた、
ニコニコ超会議2 グッドスマイルカンパニーブースの企画で、
【今年はデジタルだ!3D原型製作からプリントアウトまで2日間で生実演!】
というものを行いました。ご覧頂いた方も多いかと思います。
色々なハプニングもありましたが、結果的には無事に終えることができ、
良い企画になったと思います。
ニコニコ生放送のコメント欄には、
松澤への応援や質問がたくさん寄せられていたので、
本日は松澤に色々と聞いてみました。
~世界のMATSUZAWAへの質問~
作業に取り組む松澤
今回は『ねんどろいど 超大型巨人』をニコニコ超会議2の会期中に完成させるということでしたが、
少し感想を聞かせて頂きたいと思います。
■今回のトライアルの説明をしてもらえますか?
ニコニコ超会議の2日間でねんどろいどを作ろうというトライアルです。
モデルは「進撃の巨人」の超大型巨人です。
・1日目にモデリングを行う。(主にZBrush)
・2日目に3Dプリンター(ZPrinter)で出力。
といったスケジュールでの進行でした。
モニターに出力される松澤の作業
■今回のトライアルで主に使用した、
ZBrush(ゼットブラシ)、ZPrinter(ゼットプリンター)とはどのような特徴があるのですか?
ゼットブラシは「ペンタブレット」を使って形を作っていくソフトです。
絵を描く感じで自由に造形ができるソフトなので、
今までCGの勉強をしたことがなかった人でも比較的簡単に造形ができると思います。
ゼットプリンターはCGを立体物にしてくれる、いわゆる「3Dプリンター」のひとつです。
他の3Dプリンターと違う点は、立体物にしてくれると同時に彩色もしてくれる3Dプリンターです。
ZPrinterから出力品を取り出す、コスモ・ファンシーさんのスタッフ。
今回はご協力ありがとうございました!
■普段利用するソフトは??その理由は?
普段使っているソフトはマヤです。
理由は、このソフトが業界標準のソフトの一つであり、さまざまなユーザーがこのソフトを使っていて
チュートリアルなどが豊富にあるからです。
ミカタン、アキ山の質問に答える松澤。
■イベント会場で生放送中継や時間制限の中での作業は緊張しましたか??
制作中は集中していたこともあり、あまり緊張はしませんでした。
ただ、時間に追われる焦りはすごくありました。
急遽手作りPOPも作成。
生放送中は巨人も遊びに来てくれましたw
■マツザワさんが3Dに目覚めたきっかけは?
映画で見たCGがまるで実写のように見えて、イリュージョンを見ているように感じました。
このすごい技術を自分でも学んで使えるようになってみたいと思ったのが最初です。
■3Dはどのように学んできたのですか?
上でも書いたようにマヤはチュートリアルが豊富なので、それらのチュートリアルから学んでいきました。
チュートリアルを見ながら、自分でも同じ物を一緒に作っていくとより効率よく学べました。
■今回は、途中でソフトが落ちるというアクシデントがありましたが、セーブしない主義ですか??
普段はよくセーブします。
ただ相当焦ってたんでしょうね(笑)セーブするのを忘れてました。
出力品の様子が気になる松澤
■これから3D原型師を目指す人へのアドバイスは?
CGはモデリング(造形)以外にもテクスチャ(彩色)やアニメーション(動き)、レンダリング(描画)など多岐に渡り、奥が深いです。
これから3D原型師を目指す人にはモデリングだけ学ぶのでは無く、是非ともテクスチャやアニメーションなども学んでほしいと思います。
アニメーションの知識をモデリングに使ったりすることができますし、
なにより、その方がよりCGを楽しむことができると思います。
ZPrinterから出力された巨人
二日間の松澤の努力の結晶。
以上
松澤への質問でした。
本当にニコニコ超会議2では大活躍でしたね。お疲れ様でした。
『らぼメン』として松澤のようなクリエイターがいると心強い限りです。
ということで、本日はこのへんで☆チャオっ!
~本日の1枚~
『射的の的になったうーさー』
今回のニコニコ超会議では、グッスマブースで射的も行われていました。
その的になったのが、このうーさー様。シュールっぷりは健在。
宣伝部・イナバウアー
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【グッスマらぼ】世界のMATSUZAWA インタビュー!!
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